花き栽培者になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
花き栽培者になるには
どんなことをするの?
生け花や観葉植物、盆栽など、うるおいのある家庭や職場環境などを演出してくれる観賞用植物を花き(かき)といいます。こうした植物を育てて出荷するのが、花き栽培者です。
ここで活躍
自営の農家か花き生産・販売会社(農業法人)で働いた後、独立する道があります。耕耘機を使って土作りをして種をまいたり、苗を植え付け肥料や水を与え、防虫剤をまき、温室の温度管理を行うなど、畑や温室できめ細かな管理のもとで花きを育てます。花きの種類はキクやバラなどの切り花、チューリップのような球根、シクラメンやランなどの鉢植え、パンジーのような花壇用の苗など多岐にわたり、種類に応じて栽培技術を使い分けます。
なるにはこれが必要!
農業系の高校や国公立の農業者大学校の花き園芸コース、大学の農学部や園芸学部などで基礎知識や技術を学んでから仕事に就く場合が増えています。親の家業を継いで花き栽培者となるケースが最も多いです。花きの生産・販売会社に就職し、花き栽培者となる道もあります。技術を身に付けながら資金を貯めて、その後独立する人もいます。研修生を受け入れている花き栽培者のもとで研修をし、知識や技術を習得する方法もあります。
これを知っておくと役立つ豆知識
米や野菜などの農作物の生産者が花き栽培を始めるケースや、他の職業から新たに始めるケースなどもあります。生き物が相手なので、労働時間は長くなりがちですが、栽培面積あたりの収入は、他の農作物の生産と比べて多くなっています。また、水やりや温度湿度管理などの作業を助ける装置も導入されるようになっています。
問い合わせ
社団法人 日本花き生産協会
TEL 03-3434-9554
FAX 03-3434-9536
社団法人 日本農業法人協会
TEL 03-6268-9500
FAX 03-3237-6811
この職業になるには