家電修理工になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
家電修理工になるには
どんなことをするの?
現代社会では、冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの家電製品は必需品。故障するとたちまち生活に支障をきたします。そんな時、迅速に故障箇所を発見して修理してくれるのが、家電修理工です。
ここで活躍
家電メーカーや修理保守サービスを専門に行っている会社に勤務します。家庭まで出かけて行う修理が多く、複雑な故障の場合などはテクニカルセンターや集中修理センターなどに持ち込む場合もあります。修理作業の記録は開発製造部門へフィードバックされ、商品の改良や開発に役立てられています。
なるにはこれが必要!
工業高校以上の工学系の基礎知識を持ち、電気機器や電子機器に興味があることが求められます。電気・電子・機械・情報技術などを専攻していると、家電修理工を志望する際に有利です。経験豊富になると、故障修理手順を作成したり、故障箇所をつき止める自己診断プログラムを開発したり、技術サポートを行うなど、技術者になる道もあります。ユーザーと接する機会が多いので、接客の適性も必要となります。
これを知っておくと役立つ豆知識
家電修理工のほとんどは企業に勤めるサラリーマンで、月給制、週休2日が普通です。ユーザーの家庭で修理を行うため出張が多くなりがちですが、受け持ち区域は限られています。電子技術の急速な進歩によって高性能、多機能な家電製品が増えてきたため、メーカーの講習を受けて、つねに最新の修理技術を吸収していきます。
関連する資格
家電製品エンジニア
家電製品の不具合診断と処理を行うための知識・技能を審査。「AV情報機器」、「生活家電」の2つの分野があります。
家電製品アドバイザー
消費者に、家電製品購入時の商品選択から、購入後の使用方法・不具合解決・廃棄にいたるアドバイスを行うため、商品知識や関連法規の知識、接客マナーを審査します。
問い合わせ
財団法人 家電製品協会
TEL 03-3433-0561
FAX 03-3433-0870
この職業になるには