化学者になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
化学者になるには
どんなことをするの?
化学者の仕事は、ひとつには化学の原理を追求し新しい理論を打ち立てることで、もうひとつは解明された理論に基づいて新しい物質や材料をつくり出したり、製造方法を開発することです。
ここで活躍
大学や国公立の研究施設や化学工業メーカーの研究開発部門で研究します。化学者はいろいろな物質の構造・性質、そして物質相互間の反応を研究します。このために化学反応の実験を行い、できたものの成分を分析しその性質を調べます。また、得られた新しい知見はほかの人々が利用できるように、学会や学術誌に発表します。化学の応用は、衣食住のほか、医薬、スポーツ、エレクトロニクスと我々の生活すべての分野に及んでいます。
なるにはこれが必要!
高校・大学か、できれば大学院で化学関連分野を専攻し、専門知識を学ぶ必要があります。研究者については博士の学位をもっているほうがよいでしょう。大学で化学や物質について学べる学部としては、理学部、工学部、農学部、薬学部、家政学部などがあります。大学や研究所で職を得るには、大学や大学院での研究が評価されてそのまま大学に残るか、先生から紹介を受けるか、国家公務員試験などに合格する必要があります。
これを知っておくと役立つ豆知識
研究者は専門職として処遇されるのが一般的で、民間企業ではフレックスタイムや裁量労働制など時間による拘束ではなく、研究成果による評価がなされることが多いようです。成果に対しては報償金が出されることもあります。研究が佳境に入ると徹夜や休日出勤もあります。
問い合わせ
(化学研究者に関して)
公益社団法人 日本化学会
TEL 03-3292-6171
FAX 03-3292-6318
(化学産業について)
一般社団法人 日本化学工業協会
TEL 03-3297-2550(総務部)
FAX 03-3297-2610
この職業になるには