駅務員になるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
駅務員になるには
どんなことをするの?
駅務員は「出札・改札係」とも呼ばれています。出札係は、乗車券の販売や釣り銭の準備を行います。改札係は、乗車券を集めたり(集札)、切符にスタンプを押したり(改札)する仕事をします。
ここで活躍
駅務員は「駅の顔」ともいえる鉄道会社の最も重要な仕事を担っています。出札、集札、改札の業務のみでなく、自動券売機や自動改札機などの準備やメンテナンス、発売や精算の終了後は、帳簿や機械に記録された金額と実際のお金とのチェック、乗車券類の分類と保管まで行います。また駅で発生するさまざまな事故やトラブル、列車の遅延など運行状況の対応もします。駅務員の真心のこもったサービスは、乗客の気分や印象がよくなります。
なるにはこれが必要!
鉄道会社に就職後、駅に配属されてトレーニングセンターで訓練を受けます。身だしなみや言葉づかいなどの基本的な接客マナー、多量の現金を扱うのでしっかりした管理能力などが必要です。また路線名、駅名など鉄道に関しての知識を常に取り入れておくことが大切です。駅務員やホームでの信号や案内などの駅務を経験して、車掌そして運転士になることが多いようです。さらに昇進試験によって助役・駅長などになるケースもあります。
これを知っておくと役立つ豆知識
駅務員のほとんどは男性でしたが、最近では女性も増えています。鉄道は早朝から深夜まで動いていますので、勤務は交代制で行います。出札係と改札係に分けずに一人二役を行っている駅もたくさんあります。新しい機械やシステムが導入されるたびに、トレーニングセンターで取り扱い方法の訓練を受けます。
問い合わせ
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
人事部 要員・雇用グループ
TEL 03-5334-1333
社団法人 日本民営鉄道協会
TEL 03-5202-1402
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