ブックデザイナーになるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
ブックデザイナーになるには
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どんなことをするの?
本のカバーや表紙のデザインのことを装幀といいますが、ブックデザイナーは本の内容をこの装幀で表現し、読者にその本を「手に取りたい、読みたい」と感じさせる「本の演出家」です。
ここで活躍
出版社やデザイン事務所で活躍します。装幀で必要なことはその本のイメージを壊さずに、イメージを膨らませたり、深めたりして読者に語りかけるデザインにすることです。そのため、本の内容をしっかり理解することが重要です。装幀に欠かすことのできない、絵画やイラスト、写真などの素材には常に気を配っておくことが大切です。
なるにはこれが必要!
特別に必要な資格や学歴はありません。美術系大学やデザイン専門学校で技術や知識を学んでおいたほうが就職にも有利です。多くの場合はブックデザイナーの事務所に入って、仕事の現場で必要な技術や知識を学んでいきます。ほかのデザイン分野から参入・転身する人もいます。必要な知識としては、活字体(書体、フォント)デザインや色彩の組み合わせ、紙の種類などです。これらは装幀にとって非常に重要な要素です。
これを知っておくと役立つ豆知識
ブックデザインと関係が深いデザイン分野は、グラフィック、広告デザイン、文字デザインのタイポグラフィなどで、これらの分野でブックデザインを手がける人もいます。本の装幀だけを専門としているデザイナーは、事務所をもつトップクラスが200人弱、それ以外を含めても500人前後です。
問い合わせ
日本図書設計家協会
TEL 03-3261-4925
FAX 03-3261-4926
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