テーラーになるには?
ワクワクできる仕事を探してみよう!
どんな職業? どうすればなれる?
キャリタス進学ではそれぞれの仕事の代表的な内容と、就き方を紹介しています。
テーラーになるには
どんなことをするの?
顧客と相談しながら、先方の希望に添うような色柄の服地を選び、体型に合わせて着心地のよい注文服を仕立てるのがテーラーの仕事です。
ここで活躍
50人以上の大規模な会社もありますが、圧倒的に多いのは3人以下の家内工業的な店で、洋服仕立店や洋服仕立・販売会社、デパートなどが職場となります。注文を受けるところから始まり、顧客と相談しながら服地・デザイン・価格を決め、採寸します。仮縫い、本縫い、仕上げプレス、検査などの工程を経て完成させます。一人前になると、カッター(裁断士)やデザイナー、工場長、独立開業など、さまざまなコースを歩みます。
なるにはこれが必要!
学歴や資格は必要ありませんが、専門学校の服飾系コースを卒業する人のほか、最近は大学卒業者も増えています。指先の器用さやデザインのセンスなどが求められ、針、ハサミの使い方に習熟して背広三つ揃いを仕立てられるまでに約3年、その後コートや礼服の技術をマスターし、一人前になるまで約10年かかります。上達してから、独立開業する道もあります。
これを知っておくと役立つ豆知識
規模の大きい会社では、販売と製造に分かれ、製造はさらに裁断と縫製に分かれます。販売はコーディネート、デザイン、仮縫い着付けに分かれることもあります。また、小規模な店では店主が販売と裁断・補正を担当し、本縫いを職人に任せるケースが一般的ですが、すべての工程をひとりで行うテーラーもいます。
関連する資格
紳士服製造技能士
厚生労働省が定めた実施計画に基づいて中央職業能力開発協会が行う検定で、紳士服製造に必要な技能を学科試験と実技試験が実施されます。
問い合わせ
東京都洋服商工協同組合
TEL 03-3269-7651
FAX 03-3269-7653
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