大学・短期大学の学問を知ろう

農・水産系農・水産系→農業・水産系その他

農学の基礎知識を学び、環境化学、遺伝子工学、地球環境問題など、さまざまな分野で幅広く研究をする。

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どんな学科がある?

応用生物化学科、環境生命科学科、生物資源学科、栄養科学科、国際地域開発学科、醸造科学科、食品科学科、食品科学工学科、食品経済学科、生物環境工学科、生物工学科、生命科学科、農業経済学科、バイオサイエンス学科など。

どんな学問?

■応用生物化学
動物・植物・微生物が有する優れた機能を化学的手法を駆使して解明。その効果的な生産と利用を環境化学、遺伝子工学、バイオテクノロジー、食糧問題、地球環境問題など幅広い分野に応用する。

■環境生命科学
生命科学的なアプローチで環境科学分野の教育、研究を行う。化学物質による大気、水、食品の環境汚染、生態系の破壊から人類を守るための科学技術の発展を目指す。

■生物資源学
生産農学から生物資源確保、流通合理化、環境科学、バイオテクノロジーまで幅広い領域を扱う。

どんなことが勉強できる?

■応用生物化学科
1〜2年次に教養科目と基礎的な科目を履修。3年次に専門科目と実験に取り組む。4年次では研究室に属し、卒業研究に専念する。
専門科目としては、生物化学系には天然物化学、食品・栄養化学、生物工学、食物栄養生理学、分子生物学、生物制御化学などがある。また、生命機能化学系には、生体分子機能学、生体分子分析学、植物資源化学、栄養学、生理活性化学、生体物理科学などが含まれる。

■生物資源学科
作物学、植物遺伝資源学、園芸学、作物生理学、植物病理学、植物病原学、昆虫体系学分野などの科目を学ぶ。

■食品科学工学科
食品に関する科目に加え、有機化学、物理化学、生物化学、衛生管理、バイオテクノロジーなどの分野を学ぶ。

あなたの周りの農業・水産系その他

生物農薬とは、病害虫や雑草防除に利用される天敵や微生物の製剤をいう。現在、国内で使用可能な生物農薬は約50種類とされている。いずれも、自然界に存在する生物やその産生物質を利用した製剤であり、化学農薬と異なり環境への残留性がないのがメリットだ。ただ、その一方では散布が面倒なものが多いほか、化学農薬ほどの効果がないといったデメリットも指摘されている。

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