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資源・エネルギー系資源・エネルギー系→資源・エネルギー

鉱物資源の採掘・精錬技術について学び、資源を有効利用、増殖、転換する方法について研究する。

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どんな学科がある?

原子工学科、原子力工学科、環境資源工学科、資源開発工学科など

どんな学問?

■原子工学
暮らしに欠かせない地球のエネルギーと、未来の有効資源について研究・開発する。物理や数学などの基礎知識にはじまり原子核、エネルギーなど幅広い分野の知識を習得していく。

■原子力工学
原子核反応の原理やその持続過程の研究、限られたウラン物質から核燃料を増殖・転換する方法を探究する。

■資源工学
地殻の性状、岩盤の力学と環境、採掘された鉱物の精選分離、石炭・石油などの鉱物資源、採掘や精錬に関する技術開発が対象となる。

どんなことが勉強できる?

■原子力工学科
基礎研究として地学、電気工学、資源工学を学ぶ。そのうえで専門科目として原子核反応、放射性核種崩壊などの理論をベースとして、装置を使った実験的研究と大型電子計算機を使った最適な設計にいたる計算法などを履修する。

■資源工学科
1〜2年次に数学、化学、物理学、資源工学概論などの理学や工学の基礎科目を履修する。3年次から専攻分野に分かれて核燃料工学、探査工学、レーザー応用技術などの専門科目を受講する。

あなたの周りの資源・エネルギー

中国の大手自動車会社10社が、2015年までにハイブリッド車の生産台数を全体の30%以上まで引き上げることを決めた。併せて、同年までに電気自動車(EV)の台数も50万台まで引き上げるという。10社の生産台数は、中国全体の83%超を占めるとされており、業界に与える影響は大きいといえよう。今後は、EVやハイブリッド車に関する新しい技術開発にも共同で取り組んでいくという。

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