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材料工学系材料工学系→材料工学

無機材料、有機材料、複合材料の分子・原子レベルでの特性・構造を理解し、新素材の開発に必要な知識と技術を身につける。

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どんな学科がある?

材料工学科、素材工学科、金属工学科、有機材料工学科、マテリアル工学科など

どんな学問?

無機材料、有機材料、複合材料などのもつ微細構造について、分子・原子レベルで分析し、特性・構造を理解。新しい素材に関する知識・技術を習得する。対象となる材料は、半導体やセラミックなどの機能材料と金属などの構造材料に分類される。

どんなことが勉強できる?

機能材料工学では、新しい機能を有する材料の合成や物性に関する研究が中心。化学、材料工学、物理分野にわたる幅広い知識を習得したうえで、半導体、磁性体、セラミックス、高分子材料、金属間化合物、金属・合金、複合材料などさまざまな先端材料について専門的に学ぶ。
また金属工学では金属材料、金属精練、金属加工の3つの分野が中心。金属材料や化合物材料、半導体材料、複合材料の創製、成形、加工、機能、物性、構造などに関する基礎的原理を学ぶ。

あなたの周りの材料工学

金属材料の分野で広く知られている言葉の1つが、アモルファス合金だ。アモルファスとは、固体を構成する原子や分子・イオンが、規則正しく配列せずに集合している状態をいう。その特徴は、磁気特性や強度、耐食性に優れていること。磁気特性を生かし、磁気ヘッドや磁気センサー、電子機器部品などに応用されているほか、テニスラケットやゴルフクラブ、釣竿などの強度を高めるために利用されている。

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