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どんな学科がある?
土木工学科、海洋土木工学科、環境土木工学科、建設工学科など
どんな学問?
社会生活において重要な道路や橋、鉄道、空港、ダム、港湾、上下水道、トンネルなど公共構造物の構築の方法と技術を研究する。さらに地震、津波、洪水など災害に対する施設の設計、建設、管理を手掛ける技術体系の確立を目指す。
どんなことが勉強できる?
1・2年次に数学、物理、化学、地学などを学び基礎力を培うとともに構造力学、水理学、土木計画学、土質力学、測量学などの基礎科目を履修する。3年次に、土木材料学、土木施工学、河川工学、港湾工学、衛生工学、道路工学、橋梁工学、環境科学、防災工学などの応用科目を学ぶ。大学によっては、専門科目を系統立てて専攻・コース別教育を行うケースもある。4年次には、研究室に属し卒業研究を進める。
あなたの周りの土木工学
日本の優れた鉄道技術を海外に輸出したいという願いのもと、「新幹線」の売り込みが進んでいる。既に、中華民国では「台湾高速鉄路連盟」の高速鉄道で700系車両が採用されている。さらには、2009年にベトナムが高速鉄道建設に日本の新幹線方式を採用することを決めた。総事業費が約560億ドル(約5兆円)とされる国家的なプロジェクトとなる。