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応用物理学系応用物理学系→応用物理学系

物理学や数学の理論を工学に応用し、社会に役立つ新技術の開発や既存技術の改良を行う力を身につける。

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どんな学科がある?

応用物理学科、物理工学科、物理情報工学科、物理生命システム科学科など

どんな学問?

物理学や数学などで発見された法則や理論を工学の新技術として応用するための方法論を研究する。理学と工学の両分野のはざまにあるだけに特定の技術領域ではなく、あらゆる領域を横断的に対象とする。

どんなことが勉強できる?

数学・物理学の基礎を身に付けたうえで、物性理論、誘電体、磁性体、制御工学、固体物理学、量子力学、量子物性論、電磁気学、エレクトロニクス、半導体工学、計測学など、多彩な専門科目から選択履修する。範囲があまりにも広いため、大学によっては2・3年次以降、コースや専攻を設置して、ある程度の履修の指針を設けているところもある。4年次には研究室に分かれ、卒業研究を行う。

あなたの周りの応用物理学

製造業やIT、バイオ・医療などの産業分野で技術開発が積極的に進められているのが、ナノテクノロジーだ。国を挙げての感がある。ナノメートルとは10億分の1メートルという単位。そのスケールの物質を創製したり、それらの物質を組み合わせてさまざまな機械や装置を創製する技術をナノテクノロジーという。この分野の動向は、日本における今後の新たな技術や製品などの開発にも多大な影響を与えるとされている。

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