悩める高校生お助けコンテンツ 教えて!キャリタス先生! 綱島将人先生 編 タメになる志望校の決め方
登場人物紹介
ナルナル 高校生

高校球児。ごく普通の高校に通う。
日々部活動に明け暮れ、1、2年では
ほとんど勉強をしてこなかった。
そろそろ志望校を決めたいのだが、
春の大会間近で部活に集中したい思いもある。

綱島将人先生

大学受験学習塾STRUX塾長。株式会社ONER取締役。東京大学経済学部3年。
「主体的に意思決定できる高校生を作る」ことを理念とする学習塾STRUXを設立。高校生に逆算して受験を乗り切ることの重要性を説く。

第1章
志望校の決め方が分からない!

志望校決めで、コレは絶対にやってはいけない

なんでもいいから、自分が納得できる理由を持って、志望校を決めることが重要なんだ。
絶対にやってはいけないのは、なんの理由もなく第1志望校を決めること。
他人の意見で第1志望校を決めること。
受験勉強は正直なんとも地道な努力の連続なんだよ。

ほんと勉強って地道ですよね。やってて全然楽しくない。

あんなの、やらなくていいならやらないよね(笑)
でもなんで頑張れるか? っていうと、第1志望校になんとしてでも合格したい!
と思えるからなんだ。もし、なんの理由もなく第1志望校を決めたり、
親とか学校の先生から決められたりすると、
「なんとしてでも合格してやる!」とは思えないでしょ。
だから、自分自身でしっかりとした理由を持って、決断してもらいたい!

志望校が決まる!5つの方法

なんでもいいから理由を持って志望校を決めること! というのはわかりました。
でも、具体的にはどういうふうに決めていけばいいんですか?

じゃあ、これも結論からいうと、
志望校を決めるためにやれることはなんでもやった方がいい!

やれることはなんでもやったほうがいい!?

これから言うことを、ぜひ全部やってほしい。
これを全部やりきれば、必ず気になる大学が出てくるから!
何かしらの理由を持って、この大学に行きたい! と思えるようになる。

第1志望校を決めるためにやるべきこと @ 気になる大学のオープンキャンパスに行く。A 気になる大学の先輩の話を聞く。B 気になる大学の資料請求を片っ端からする。C 気になる大学をインターネット、twitterで検索する。D 気になる大学の授業に潜り込んでみる。

とにかく全部やってみることが大切! 
これだけやれば、「学校に入って自分がどうありたいのか?」に
適切な学校が1つや2つ必ず見つかる。
机の前で迷っていたって、それは悩んでいるふりをしているだけなので、意味はない!
とにかく、学校の情報に触れまくることが重要!

悩んでいるふりをしているだけ… 厳しい言葉ですね。
でも、たしかに、なんも知らない状態では判断できないですもんね。どこがいいのか? なんて。

やれることは全部やろう!