留学の準備に入ろう
必要書類
留学目的によって必要な提出書類が異なります。例えばアメリカの大学へ進学する場合、願書、推薦状、成績証明書、卒業証明書、語学力/学力証明書、財政能力証明書、健康診断書などが挙げられます。全て英文で提出する必要があります。
パスポートとビザ
パスポート
パスポートは、住民登録をしている都道府県、大使館、総領事館の申請窓口に必要書類を持って出向き、申請します。受領までにかかる期間は、通常土・日・休日を除いて1週間程度です。
ビザ
受入国の大使館(または領事館)の査証部が外国人に与える入国許可証のことです。短期の留学ではビザが不要な場合もありますが、必要な場合はビザがないと、入国すら認められない場合があります。
ビザの申請方法は変更されることが多いので、常に最新の情報を調べて確実に手続きを行うようにしましょう。
滞在先の確保
留学生の主な滞在先は、大学の学生寮、ホームステイ、アパートが一般的です。
長期間留学をする人は、最初は安全で友人ができやすく、費用も比較的安い学生寮や、 異文化を学ぶためにホームステイからスタートし、現地の生活に慣れてきたところでアパートに引っ越すとよいでしょう。
学生寮
キャンパス内にあることが多いので、通学時間と交通費がかからなく、寮費も安い。
世界中の学生との交流も期待できます。
その反面、プライベートの時間や空間を確保しにくいところが難点です。
また、空き部屋が埋まってしまうこともあるので、早めに手配しましょう。
ホームステイ
初めての留学や、短期間の留学をする人におすすめです。
ホストファミリーとの生活の中で、語学力を身につけ、その国の文化や習慣を肌で感じることができます。
通学時間や交通費がかかることが多いです。
アパート
長期間の留学で、現地の生活に慣れてきた人におすすめ。
自分のペースで生活できます。賃貸料や食費などを合わせると、 学生寮やホームステイの2倍近くの金額が必要となるため、ルームメイトとシェアするケースが多いようです。
留学関係の試験
留学プランによっては、語学力や学力を測るTOEFLやIELTSなどの語学能力試験や、SATやACTの学力テストのスコアを提出しなければなりません。例えば英語圏に留学する場合、英語力を測るTOEFL(Test of English as a Foreign Language)や、学力を測るSAT(Scholastic Assessment Test)・ACT (The American College Testing Program)の提出を求められることがります。年に複数回実施されているので、基準を満たすまで受け続けます。試験によっては年に数回しか実施されないものもあり、初めから一定のスコアをクリアできるとは限らないので、早め早めの行動が必要です。
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