第1章志望校の決め方は「なんでもあり」!?
志望校選びのポイント

2.絶対に「やってはいけない」志望校の決め方

大学名・学部名だけ見て悩んでいませんか?

「自分で納得できる」理由が大事!なのですが、「大学名だけ見て志望校を決めてしまう」ということもよくある落とし穴です。

例えば「理系で頭いいところに行きたいから東工大!」とか、「早稲田にとりあえず行きたいから、一番難易度が低そうな学部にしよう!」とか。これももちろん、このあとにちゃんとそれぞれの大学・学部の仕組みや勉強する内容を調べたうえで決めるのであれば何も問題ないのですが、「名前だけ」を見て決めると「やっぱりこっちの大学にしようかな…」と途中で気が変わったり、合格していざ入学してみたら「思っていたのと違う…」となってしまうことがあります。

必ず「どういう大学で、どういう勉強をするのか」まで調べて納得したうえで志望校を決めましょう。

志望校選びで参考にすべきこと

これだけ「納得して決めよう!」と言われても、「そうはいっても、何を参考にすればいいの?」と悩むこともあるでしょう。ここでは簡単に「志望校選びで参考にすべきこと」をまとめておきます。

志望校を決めるためには、とにかく「調べる」ことが重要。とことん調べて決めるようにします。調べる際は、これらのことを参考にして決めていきましょう。

志望校を決めるためにやるべきこと
  1. 気になる学校のオープンキャンパスに行く
  2. 気になる学校のオンラインの説明会に参加する
  3. 気になる学校の資料を片っ端から取り寄せる
  4. 気になる学校のホームページを見る
  5. Twitterで在学生の口コミを探す
  6. 気になる学校に通っている先輩の話を聞く
  7. 気になる学校の体験授業に参加してみる

ほかにもいろいろありますが、これらを「できればすべて」やってみることが重要です。いろいろな視点からその大学について調べてみると、「この学校のここが良さそう!」とか「こういう学校いいな!」と思えることが増えてきます。

何も調べずボーッと考えているだけではなかなか志望校は決まりません。こういった情報をきちんと調べていくことで、「納得できる理由を持って」志望校を決めることができます

次回は、いくつか志望校の候補を出したあとで、「期限を決めて」志望校を絞っていくことの重要性をお伝えしていきます。