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2021/4/28

スマートフォンアプリから図書の貸出サービスを開始

神奈川大学のみなとみらいキャンパス図書館は、日本の大学図書館で初めてとなるスマートフォンアプリを使用した図書の貸出サービスを2021年4月2日から開始した。
同図書館の位置するみなとみらいキャンパスは21階建ての高層都市型キャンパスで、2・3階にある図書館のみならず、低層部に位置するソーシャルコモンズや、各フロアに位置するラーニングコモンズにもエリアごとのテーマに沿った様々な資料を配架し、学びながら必要な資料にすぐにアクセスできる環境を整えている。この構造を活かすためにも、カウンターに立ち寄ることなくその場で行える、利用者にとってストレスフリーな貸出手続きを実現したいという思いや、人と人との接触の機会を減らすことで新型コロナウイルスの感染予防策としての効果への期待から、スマートフォンアプリの導入に至った。貸出手続きをセルフサービス化することにより、従来カウンターで行っていたサービスを省力化できることから、各学部と図書館を繋ぐ「リエゾン・ライブラリアン」を配置し、相談業務等の学修支援を強化していく。貸出機能は、富士通株式会社が提供するスマートフォンアプリ「Ufinity」の新機能として実装されており、AppStoreもしくはGoogle Playより無料でダウンロードできる。