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2020/7/1
情報理工学科4年の松下拓夢さんが特許を取得
上智大学情報理工学科4年の松下拓夢さんが、食品容器の蓋を食品を掴むためのトングにする発明で、特許第6706362号を取得した。
食品容器に入った食品を販売する際、箸やスプーンを容器に付けると製造コストが上がるほか、プラスチック製のスプーンなどは環境にも影響を与える。松下さんは、川北喜十郎教官が担当する知的財産権の講義レポートを通じて、食品容器の蓋を食品を掴むためのトングにするという発明を考案。折り畳むことのできる円形のシート材を食品容器の蓋に採用し、折り畳むことによって蓋がトングを兼ねるシンプルな構成とした。この発明は2018年度パテントコンテストで優秀賞を受賞。その後、特許庁から出願費用の助成および川北教官の支援を受けて特許出願し、特許取得を実現した。