知れば知るほどハマる学問の世界

福岡女学院大学 人文学部 現代文化学科 教授 浮田英彦 先生
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観光学とは?


文化交流や地域社会の活性化など、多様な角度から「観光」を分析し、観光業界で働くために必要な知識や技術を磨きます。その研究はマーケティングやブランディング、事業開発などのビジネス領域に及び、観光産業の発展に欠かせない経営マネジメント人材を輩出するうえで、重要な役割を担っています。

先生が研究していること
ホスピタリティの源泉を探し求めて

これからの時代、多くの仕事がAIに置き換えられると言われていますが、観光サービス産業は簡単には機械化できない分野です。それは、「人間ならでは」の親切丁寧なおもてなしが、サービスの価値を大きく左右するからです。ただ、人間なら誰もが親切丁寧なおもてなしを実践できるわけではありません。優れたホスピタリティを実践できる人は、どうやってモチベーションを生み出しているのか。また、モチベーションを引き出すためには、どのような方法があるのか。こうした疑問が、私の研究の原点です。

なぜ、“ファン”が生み出されるのか。優れたホスピタリティが観光地のブランドを形成する!

「あのカフェは店員さんの対応がいいから行く」「スタッフと話をしていると元気がもらえるから、いつものヘアサロンに足を運んでしまう」…皆さんにも、きっとそんな経験があるでしょう。お店を選ぶ基準として、商品が素晴らしいことはもちろんですが、優れたホスピタリティも重要な要素になります。親切丁寧なスタッフがいるお店には、自然と多くのお客さんが訪れます。その結果、お店は儲かり、スタッフのモチベーションも高まります。そうすると、サービスの質はいっそう高まり、お客さんはお店のファンになって、良い評判が広がっていきます。これが“ブランド”形成の基本。そして、観光地のブランドを強化するうえでも、理屈は同じです。人材の優れたホスピタリティこそが、観光地の活性化を実現する鍵となるのです。

観光学は
ここがオモシロイ!