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健康医療科学部 / 臨床工学科
確かな技術を医療で活用できる臨床工学技士の養成をめざします
定員 | 初年度納付金 | 取得学位 |
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40 | 1,708,000円 | - |
学びの特徴
今日の高度な医療機器を適切に運用、操作するためには、医療に関する専門知識や技術のみならず、工学的専門知識や思考法をしっかりと身につけていることが強く求められています。臨床工学科では、確かな技術を医療で活用できる臨床工学技士の養成をめざします。
養成する人物像
1.工学部の教育実績を活かし、基盤となる知識と技術を身につけた技術者を育成します
臨床工学で扱う医療機器は、生命維持に貢献することを目的に、工学と医学分野の融合によって生まれてきました。医療機器は日進月歩しておりますが、扱う技術者においては、電気・電子工学、機械工学、情報工学などの広範な工学的基礎と人体の構造や機能などの医学的基礎をしっかり身につけておく必要があります。更には、個々の学びを総合化して活用する能力が求められています。このような基盤となる知識と技術をしっかり身につけた技術者を育成します。
2.人間工学的なものの見方や問題解決ができる能力を育成します
医療機器は、機器を操作する人にとって使いやすく、ミスに寛容でなければなりません。また、同時に患者さんに対しても安全で恐怖心を与えないことも大切です。これらの要件が医療機器の高度化の一つに挙げられており、その実現に対しては人間工学的な配慮と設計が不可欠になっています。安全確保、作業設計、組織作りにおいて必要な人間工学の考え方・方法論・人的ミスの構造などの学習を通して、人間工学的ものの見方や問題解決ができる能力を養います。
3.高度化する情報技術の基盤を理解し運用できる能力を育成します
現代の医療現場で使用する検査機器、診断機器、治療機器、医療情報システムなどは、情報技術(ICT)なしには実現されません。特に、情報を蓄積すると共に、情報の知識化や共有化するシステムを扱う従事者においては、各種の情報構築及び処理技術の修得が必須のこととなっています。また、医療現場では情報の漏洩やセキュリティ対策に対する知識や技術も求められています。情報学部を有する本学は、このような高度化する情報技術の基礎を理解し、運用できる能力をより効果的に養成する環境が整っています。
就職・進路
総合病院や大学病院等の医療機関や医療機器メーカー、医療機器を研究開発する研究機関など、医療技術の進歩とともに、今後、臨床工学科の就職先は、ますます活躍の場が拡大していきます。また、専門知識を深め、応用力を養うために、大学院への進学も視野に入れることができます。
・総合病院や大学病院等の医療機関
・医療機器メーカー
・医療機器を研究開発する研究機関
・大学院進学 など
臨床工学技士とは
臨床工学技士は医療系の国家資格であり、高度化・専門化する医療機器の専門職として医療施設などで活躍しています。取り扱う医療機器の中でも特に中心となる生命維持管理装置には、人工呼吸器・人工心肺装置・透析装置などがあり、さまざまな治療業務にあたっています。手術・集中治療・血液浄化・心血管カテーテル・医療機器管理などさまざまな部門において、直接的または間接的に患者さんに貢献しています。また、医療機器の保守・点検や、安全で有効に使われるよう他の医療スタッフへの教育という、医療機器に関わる管理業務も重要な仕事であり、医療技術の進歩と共に、今後ますます活躍の場が拡大していきます。従って相応の技術と知識を身につけることが求められます。詳しく知りたい方は、日本臨床工学技士会ホームページをご参照ください。
キャンパス所在地
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