• 研究

2019/5/29

学内献血をテーマに広告媒体の効果を明らかにする研究を開始

金沢工業大学情報フロンティア学部心理情報学科の神宮英夫教授の研究室は、学内献血をテーマに広告媒体の効果を明らかにする研究を行っている。
同大学の学友会学生健康委員会は、石川県赤十字血液センターと連携して年間10回程度の学内献血を実施しており、2018年度は16年連続となる献血者1,000名を達成。研究では、献血会場となる同大学・扇が丘キャンパス23号館1階のエスカレーターのベルトに「あなたの献血でつなぐ命　5/22 WED & 6/19 WED」の広告シールを設置。エスカレーターに乗った人が、広告シールをどの程度見て献血に参加したかを、アンケートや眼球運動解析システムにより検証する。また、初回献血実施日の5月22日以降も次回の6月19日（水）に向けて設置し続けることで、広告の継続的効果についても明らかにする。広告媒体には株式会社フジサワ・コーポレーションのエスカレーターベルト装飾「デコベルト」を使用し、同社との産学連携による社会実装研究として実施している。