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2017/4/12
東京医科歯科大学
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科腎臓内科学分野の内田信一教授、高橋大栄助教の研究グループは、血圧制御因子であるWNK4が、脂肪組織において脂肪細胞の分化を制御することを発見した。主に腎臓における塩分感受性高血圧の制御因子として知られているWNK4が脂肪組織で脂肪細胞の分化を制御し、高脂肪食による肥満の病態にも寄与することを明らかにした。これは高血圧と肥満の病態を繋ぐ新しい知見で、ヒトにおいても同様の制御機構が存在すると考えられ、メタボリックシンドロームの病態解明に寄与する成果と言える。また今後はメタボリックシンドロームなど、高血圧と肥満を合併した病態に対する新規治療法への応用が期待される。
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