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2017/1/11
東京医科歯科大学
東京医科歯科大学難治疾患研究所 細胞分子医学分野(テニュアトラック研究室)・大石由美子テニュアトラック准教授の研究グループは、カリフォルニア大学サンディエゴ校・Christopher K. Glass教授、Nathanael J. Spann博士、筑波大学・島野仁教授、松坂賢准教授、千葉大学・真鍋一郎教授、ソーク研究所・Alan Saghatelian教授との共同研究で、マクロファージがつくる抗炎症性不飽和脂肪酸が、炎症応答をうまく収束するために重要であることを明らかにした。マクロファージは病原体の感染に対する防御だけでなく、肥満・糖尿病など生活習慣病の発症につながる慢性炎症の制御にも関わっている。本研究では、マクロファージが、炎症を抑える働きを持つ不飽和脂肪酸を活発に合成すること、合成された不飽和脂肪酸が体の炎症を抑え、収束させるのに重要であることを明らかにした。この成果は、マクロファージの脂質代謝(合成や分解)を標的とした生活習慣病に対する新しい治療・予防法開発につながると期待されている。●問い合わせ先:東京医科歯科大学難治疾患研究所細胞分子医学分野(テニュアトラック研究室)TEL.03-5803-4978
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