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2016/6/15
東京医科歯科大学
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科先端技術医療応用学講座・川端茂徳教授、同心臓調律制御学・平尾見三教授、TDK株式会社は共同で、世界で初めて高感度磁気抵抗(MR)素子による心臓の磁場分布の測定に成功した。生体磁界のような非常に微弱な磁界の測定には、従来は液体ヘリウムでの冷却が必要な超伝導量子干渉素子(SQUID)センサが用いられていたが、今回はTDK社の持つ磁気センサの技術を用いて高感度化したことにより、世界で初めて常温MRセンサアレイによる生体磁界である心磁界分布の可視化に成功した。常温センサは可搬性を持たせることができるため、今後はより手軽に心臓疾患の診断を行えるようになるだけでなく、筋疾患や神経疾患の診断、リハビリテーションやスポーツトレーニングの重要なツールとなることが期待される。
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