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2014/4/9
東北大学
東北大学大学院農学研究科食品化学分野の都築毅准教授らのグループは、現在と過去の日本食の比較試験から、1975年頃の日本食は長寿や健康維持に有効であることを発見した。同グループは、管理栄養士の指導の下、日本国民・栄養調査に基づいた2005年(現代)、1990年、1975年、1960年の日本食の献立を再現し、調理したものを凍結乾燥・粉末化。各年代の粉末を通常飼育食に混合し、老化促進モデルのSAMP8マウスに自由摂食させて寿命まで飼育したところ、1975年と1990年の粉末を摂取したマウスは、2005年の粉末を摂取したマウスと比較して平均寿命が長かった。また、グレーディングテストからは、1975年と1990年の粉末を摂取したマウスは老化の進行が遅延していることが、パッシブアボイダンスの結果からは、特に1975年の粉末を摂取したマウスは、学習記憶能が良好で、さらにがんの発生率が最も低いことが認められた。成果は3月28日の日本農芸化学会2014年度大会や、3月29日の日本薬学会第134年会で発表された。●詳細:http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press_20140325_02web.pdf
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