このページはJavaScriptを使用して作成しております。 最適な状態でご覧頂くためにも、大変お手数ですがスクリプトの使用を許可してから、改めてアクセスしてください。
パンフ請求リスト0
2014/3/5
東北大学
東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川宏明教授らの研究グループは、東日本大震災後に心臓病患者における精神的ストレスが増大し、経年的に増加していることを明らかにした。グループが患者に行った2011年のアンケート調査では、東日本大震災での精神的ストレス頻度は過去の大災害と同等かそれ以上であることが判明。地震に加えて津波の被害を受けた地域の住民や、男性より女性に多く、さらに心臓病患者は一般住民に比べてストレスに敏感になっていることが推測された。翌2012年の調査では、さらにストレス頻度が増加し、その要因は震災被害によるもののほか、心不全の重症度、失業・転職、経済的困窮も関与していた。これらのことから、震災後の精神的ストレス頻度は経時的に増加し、その要因も変化していることが明らかにされたと言える。
編集部がお届けする教育ニューストップへ