大学・短期大学の学問を知ろう

農・水産系農・水産系→獣医・畜産学

動物の体のしくみを理解し、病気の予防・治療法を開発する。家畜の発生・成長・飼育法や加工食品について研究する。

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どんな学科がある?

獣医学科、畜産学科、動物応用科学科、動物資源学科、酪農学科など

どんな学問?

■獣医学
医師として求められる獣医学的な知識・技能・倫理観を身に付ける。ペット・家畜・実験動物など生物全般のさまざまな病気の診断・診療・予防、健康保持、保護を研究する。獣医師の免許取得を目指す。

■畜産学
家畜など動物資源の発生・成長から生産物の利用に関して、生物学・化学・物理学的な手法を駆使して効率の向上を研究する。動物の生体機能と代謝機能、動物の育種と遺伝子の研究、動物のよりよい生産システムの開発、生態系保全などをテーマとする。

どんなことが勉強できる?

■獣医学科
カリキュラムの中心は、基礎獣医学・臨床獣医学・応用獣医学。基礎獣医学は、動物解剖学・動物生理学・動物病理学などを通じて動物の生態構造、生理構造、病気の原因、病原体の解明などを学ぶ。臨床獣医学は、動物内科学・動物外科学・応用獣医学から成り立ち、応用獣医学は、獣医公衆衛生学や動物微生物学などを学ぶ。臨床獣医学と応用獣医学では動物の病気診断、治療、予防や品種改良、増殖などを扱う。科目は医学、畜産学、動物学、薬学、水産学など多岐に渡り、さらに高度な医療技術も必要となるため、修業年限は6年とされている。家畜の生物学的な特質を学ぶ一方で、最近は最先端技術や分子生物学的手法をはじめ、対外受精やクローン技術、ゲノムサイエンス、免疫科学などの研究も積極的に行われている。
1年次には一般教養科目に加えて獣医学概論などの専門科目を学ぶ。2年次には解剖学、組織学、生理学など基礎的な専門科目を履修する。3〜5年次は専門科目の授業と実習に専念。5〜6年次には研究室に属し、卒業論文の作成と獣医師国家試験に備える。

■畜産学科
畜産概論や環境化学など専門の基礎となる科目を履修したうえで、家畜生命科学、家畜生産科学、畜産環境制御学、家畜食品科学、分子生命科学、植物生命科学、生態系環境科学などの専門科目を学ぶ。4年次には設定したテーマにそって卒業研究を進める。

■酪農学科
土壌の科学、作物・家畜の生産技術、経営流通、乳肉加工など広い範囲に渡る実学を習得する。

あなたの周りの獣医・畜産学

現在、日本では約1000万頭の豚が飼育されている。地域別では、九州、北海道、関東、東海が多い。純粋品種としては、ランドレース、大ヨークシャー、デュロック、バークシャー、ハンプシャー、中ヨークシャーがほとんどだ。ただし、食卓にのぼる豚肉は、これらを組み合わせて生まれてきた豚が多い。ちなみに、黒豚の名前で知られているバークシャーは、純粋品種のまま市場に提供されている。

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